セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの4段階
灰のプージャ
最初の一連の儀式には、マントラの斉唱の中、しきたりに則って遺灰が神聖な五元素と混ぜ合わされ、聖なるガンジス川へと流されることが含まれます。この第1段階は肉体を大地へと還し、母なるガンガの光を注ぎ込むという行為です。
施しの象徴的行為
初日は、旅立たれた魂のために象徴的な18の品を、儀式的ならわしに則って捧げるセレモニーを含みます。この魂による人としての生の最後の施しが、魂のカルマを浄化します。
ヴィシュヌ・サハスラーナム・ヤギャ
2日目から4日目にかけてはヤギャ(聖なる炎の儀式)が執り行われ、ヴィシュヌ神の千の名前の斉唱を通して、より高次の領域へと魂を引き上げてゆきます。ヤギャは魂のエネルギーとカルマに神聖なる意識の波動を注ぎ込みます。
バンダーラの祝宴
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーは、ヴェーダの高僧たちや小さな子どもたちや、あらゆる年齢層を含む地元のコミュニティの方々に、旅立たれた方のお名前によって振舞われるバンダーラ(饗宴)で幕を閉じます。この一連の祝祭のセレモニーの最後の段階は、魂がこの地上で人々に喜びと充足感をもたらした、最後の行為として捧げられることになります。
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの個人的な体験
愛する誰かのために実際にセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを実施した方々からのこれらのテスティモニアル(体験者の声)です。亡くなられた方の魂にこうした形で尽くす、そのことの持つパワーが、いかに深く胸打つものであるかを、お感じいただけることでしょう。
ジヴァン・ダス・マハラジ
ケルスティン・シェーン
愛する方のために
亡くなられて12ヶ月以内の方のためにセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを企画したい、その手順や方法をお知りになりたい方は[email protected] までご一報ください。セレモニーは、亡くなられてから12ヶ月以内であれば実施できます。
遺言状・遺産相続計画書に記す
あなたご自身のためにセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーをご希望の方は、遺言状や遺産相続計画書への記し方などについて、以下の情報をお読みください。セレモニーのご登録は、実際に亡くなられてからで、まだ亡くなられていない方のために事前登録をお受けすることはできませんのでどうぞご理解ください。
亡くなられた方のためのセレモニーの代替案として
亡くなられて12ヶ月以上が経つ方や、その遺灰が手に入らない方の魂に敬意を捧げるためには、「物故者のためのヤギャ」をスポンサーされるという方法もあります。このヤギャは魂の進化に尽くすもので、特に自殺や殺人など衝撃的な死を体験された魂に対して非常にパワフルです。
死を超えて魂の進化に尽くすことについてハー・ホーリネス・サイマーが語っているパワフルな講話(ディスコース)をお聴きください。
遺言状や遺産相続計画書にセレブレーション・オブ・ライフについて記載するには
サイマーは繰り返し、自分の死についての準備を整えておくことで自分自身を自由にすることの大切さを強調しています。もしもあなたの遺言状や遺産相続計画書にセレブレーション・オブ・ライフについて記載したいとご希望でしたら、これらは重要なポイントとしてご考慮ください:
- 火葬を計画しておく
遺灰(もしくは遺灰の一部)がセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを営む上で必要となりますので、火葬された方のみにこのセレモニーをご提供できます。火葬は世界のどこで行われても結構です。その後、インドへとお持ちいただくことを必要とします。
- 執行者と代表者を指定しておく
セレモニーの準備を運営する方、もしくは複数の方々をご指定いただく必要があります。準備に含まれるもの;火葬への立ち会い、インドへの遺灰の運搬、セレモニーへの代表者としての立ち会い
- 費用を割り当てておく
カルマの観点からすると、セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの費用は、亡くなられた方かもしくはその近親者が捻出するのが最適です。サイマーは私たちに、どういう形を望むにしても、自分自身の人生の終わりの儀式にかかる関連費用を担えるだけの金額をとっておくようにとすすめています。もしもあなたがご自分の魂への敬意で捧げられるセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーをご希望でしたら、あなたの代表者となられる方のための渡航費用や宿泊費用も併せてとっておかれることをおすすめします。セレモニーの費用は今後、変更となる可能性があることをご了承ください。
あなたの遺言状や遺産相続計画書に書き記すべき具体事項のチェックリストと詳細は、こちらからダウンロードできます。
重要:サイマー事務局では亡くなられた方のためのセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーのご登録のみを受け付けております。もしもあなたがご自身が亡くなられた後にこちらのセレモニーを計画なさる場合には、遺言状にその旨を記しておくことが必要となります。予定の段階でサイマー事務局にご連絡をいただく必要はございません。
「神の神聖な名を唱える、聖典を読み上げる、あるいは神聖な瞬間を呼び起こすことで、人が平和に満ちてこの次元を離れることができます」
– ハー・ホーリネス・サイマー