マハ・シヴァラトリ
シヴァのセレブレーション
シヴァラトリとは何でしょうか？
マハ ・シヴァラトリは、ヒンズー教の尊敬されているお祭りで、献心と変容を象徴する、深いスピリチュアルな意味を持つ夜を表します。シヴァの持つ、神聖な特質が祝われる時なのです。 シヴァは、純粋な創造、破壊、再生の、絶対的な可能性を体現しており、生命の永遠のサイクルと宇宙そのものを象徴しています。 この吉兆な機会は、個人個人がスピリチュアルな実践・修行を深く掘り下げて、祈り、断食、瞑想を捧げ、私たち一人ひとりの中にあるシヴァ意識を目覚めさせるよう促します。 マハ・ シヴァラトリは、単に神であるシヴァを讃える夜ではなく、深い内なる目覚めを体験する機会でもあります。
こちらのビデオ(3分45秒)では、スワミ・パラメーシュワール・ダス・マハラジ（スワミジ）が、献心することと 「オム・ナマ・シヴァヤ」のチャンティング(詠唱)による覚醒と悟りのパワーに焦点を当てながら、シヴァのエネルギーを活性化するための実践法を紹介しています。
シヴァの本質 (エッセンス)
ヒンズーの教えと伝統に由来するシヴァは、単なる神の概念を超えて、存在のサイクルとスピリチュアルな悟りに不可欠な、破壊と再生の普遍的な原理を体現しています。 ベールを超えた領域と、私たちの地上の存在との橋渡しをする、光の存在としてあがめられているシヴァの役割は、人類をより高い意識へと導く上で極めて重要です。 この神聖な姿は、ヒマラヤの象徴として立ち、光の道しるべになることを熱望するすべての魂にイルミネーションを与えています。 神聖なチャント「オム・ ナマ・ シヴァヤ」にて讃えられるシヴァの本質は、宇宙の三位一体における、変容と変換の力としてのシヴァの重要性を示しています。 この理解を通じて、シヴァは地球から生まれた存在としてではなく、エーテル、つまり、すべてが発生し溶解する無限の空間、重力にも似た、目に見えないが私たちの生活の中で否定できない存在として把握されています。
サイマーは、このビデオ(5分9秒)の中で、シヴァのスピリチュアルなエッセンスとシヴァの教えの意義深いインパクトについての、個人的な体験を分かちあっています。マーは、今日、私たちが神聖な存在となるための、そして神性なる生命・人生を楽しむためのパワーを、自分の内に持っていることをシェアしています。シヴァへの献心は、私たちの悟りへの道を増幅させることができるのです。
サイマーのビデオ：自動字幕の日本語をオンにしてご覧ください。やり方：*設定ボタンをクリックし、字幕→英語→字幕→自動翻訳で「Japanese」を選択すると日本語字幕が表示されます。
エーテルとしてのシヴァ
シヴァの役割とは、伝統的な宗教的信念を超えて、より普遍的でスピリチュアルな存在としてのものです。ヒンズー教は、宗教というよりも人生哲学と考えられているものです。サイマーは、シヴァをエーテルとして、万物がそこから現れる広大な無と描写し、重力の例を挙げ、シヴァの遍在的でありながら目に見えない本質を説明しています。この教えは、私たちの存在における、シヴァの欠くことのできない役割の理解と、私たちの中にある神聖な可能性を認識し、受け入れるよう促しています。シヴァは単に崇拝されるべき神ではなく、達成されるべき意識の状態であり、エゴを解消し、宇宙とのワンネスに働きかける変容と悟りの源であり、人類を内なる神聖な光の具現へと導くものなのです。
シヴァラトリのための実践練習と儀式
ファスティング (断食)
多くの信者は、マハ・シヴァラトリに厳格なファスティングを守り、食物と、場合によっては水も断ちます。夜通し寝ずにいて、礼拝を終えた翌朝に、断食が明けます。断食は身体とマインドを浄化し、スピリチュアルな目標に集中しやすくするものと信じられています。
寝ない夜
シヴァラトリの夜、夜通し起き続けていることは重要な訓練です。ロード・シヴァ(シヴァ神)がこの夜に宇宙を闇と無知から救ったと信じられているため、信者たちは、祈り、瞑想し、チャンティングをしてこの夜を過ごします。目を覚ましていることは、スピリチュアルな目覚めを象徴しているのです。
アビシェーカム (アビシェーク)
この儀式は、ルドラムとして知られるヴェーダのマントラをチャンティングしながら、水、ミルク、蜂蜜、その他の神聖な供え物でシヴァ・リンガムを沐浴させる儀式です。これは魂を浄化し、繁栄をもたらし、ネガティブなカルマを取り除くために行われます。この儀式はパンディット(僧侶)によって執り行われ、通常は見守られるものであって、個人で行うものではありません。
供え物
信者たちはロード・シヴァに果物、花（特にベル・リーフ）、お菓子などを供えます。この供え物は、祝福を求め、感謝の気持ちを表すために、献心的に捧げられるものです。
マントラをチャンティング(詠唱)する
「オム・ナマ・シヴァヤ」のマントラを唱えることは、マハ・シヴァラトリのパワフルな修行です。このマントラはロード・シヴァを賛美し、神聖なものにマインドを集中させるのに役立ちます。
瞑想
瞑想はシヴァラトリの行事の核をなす部分です。信者はシヴァの形のない側面を瞑想し、永遠の真理を理解し、ユニヴァーサルな普遍的な意識とつながることを探し求めます。
聖典を聴く、読む
多くの信者は、シヴァ・プルーナなどの聖典や、ロード・シヴァの偉大さにまつわる物語を読んだり聞いたりします。これは、このお祭りのスピリチュアルな意義を理解するのに役立ち、献心をかき立てるものです。
チャリティー
マハ・シヴァラトリでは、困窮者に施しを与えたり、動物に餌を与えたり、その他の慈善行為が奨励される。これらの親切な行為はロード・シヴァを喜ばせ、信者にスピリチュアルな功徳をもたらすと信じられています。
こちらのスライドショーで、マハ・マンダレシュワールと、このイベントのために神聖な儀式を執り行うインドのパンディットたちが率いるシヴァラトリをお楽しみください。
Om Namah Shivaya（オム・ナマ・シヴァヤ）のチャントをお聴きください。このマントラは、私たち一人ひとりの内側にあるシヴァの神聖な側面を称えるためのマントラに使われているものです。
マントラのリンク先： https://www.youtube.com/watch?v=ZfGipzmBx4M
アート・オブ・リビングのシンガー
デーヴァ・プリメル https://www.youtube.com/watch?v=eUqe31ojZBU
マハ・シヴァラトリは深遠なスピリチュアル・ジャーニーとして現れ、ハー・ホーリネス・サイマーとスワミ・パラメシュワラ・ダス・マハラジの教えによって照らされながら、シヴァの神聖な本質を称えるために捧げられた夜となります。
この縁起の良い行事は単なる伝統的な祝典ではなく、信者を、意識の無限の深さを探求するように誘う、深く変容的な体験です。
断食、瞑想、そして「オム・ナマ・シヴァヤ」の神聖なチャントを通して、自我を解き放ち、シヴァのエーテルの存在を抱きしめ、ユニヴァーサルなワンネスに目覚めることが奨励されます。
サイマーとスワミジが分かち合う洞察は、悟りへの入り口としての、シヴァラトリを強調します。それは、シヴァの本質のエーテルが、私たち自身の神聖な可能性を映し出す鏡となっている場所です。シヴァラトリのレッスンを抱きしめることで、神聖なる愛の力、スピリチュアルな目覚めの美しさ、そして生命そのものの本質である創造と解消の永遠のダンスを認識するように、私たちは呼ばれているのです。
その他のリソース
オム・ナマ・シヴァヤ ー マハマンダレシュワールとのチャント(詠唱)
※自動翻訳で、日本語の字幕をオンにしておききください。(10:54)
https://www.youtube.com/watch?v=lrV3txe8t8c
サイマーのシヴァラトリ・メッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=bWkgH1shWSk (17:51)
※設定より自動翻訳で、日本語の字幕をオンにしておききください。
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