アウェイクンド・ライフ
インスティチュート

ジャーニーのガイド(資料)



プロファウンド・ヒーリングでは、私たちの存在のあらゆるレベルに癒しをもたらすために、両親とのエネルギー的な根っこ(ルーツ)に働きかけました。これらの根っこから解き放たれた私たちは、これまで手に入れることのできなかった人生、真に自分自身で創造した人生を創れるようになりました。

プロファウンド・ヒーリング期間中、私たち一人ひとりにとってこのワークが重要であったのと同様に、その後の人生を創造する道もまた重要なのです。 プロファウンド・ヒーリング後の人生は、掃除したばかりのきれいな窓から観ているようなものです。新しい好機も、阻害しているもの、古いパターンも、ともにはっきりと見えるようになります。これまで気づかなかった自分自身の側面や他人の側面に気づくこともあるでしょう。時には、この気づきに圧倒されたり、痛みを感じたりするかもしれません。人生がもっと大変に見えたり、まったく何も変わってないかのようにみえることさえあるかもしれません。このプログラムのエネルギーは、たとえご自分のワークが期待していたような形にならなかったとしても、根っこが確実に取り除かれるよう、一人ひとりにユニークに特別に作用するものだと知っておいてください。たとえ「カーペットの上に乗れなかった」としても、あるいは「自分がやりに来たと思っていたワークに集中できなかった」としても、エネルギーのレベルではワークは完了しているのです。

分かっておいていただきたい大切なことは、プロファウンド・ヒーリングが終わった後、私たちがどのように感じようと、私たちの人生体験をシフトさせる、新たなパワーへのアクセスが私たちに与えられたということです。私たちは同じパターンを体験することもあるし、過去の感情や思考に引き込まれ、同じような課題に直面しなければならなかったりすることもあるでしょう。しかし、気づきと実践練習を通して、私たちは今しかできない新しい選択をすることができるのです。

プロファウンド・ヒーリングは、あなたが選んだ新しい人生を創造するための、始まりにすぎません。このガイドは、プロファウンド・ヒーリングが可能にしてくれるものに、継続的にアクセスし、自分の人生を創造していくためのリソース(資料)を提供するために創られました。

 

必須練習


パターンから根っこを見分ける

プロファウンド・ヒーリングで、私たちは苦しみの根っこに気づき認識できるようになりました。 この根っこ(複数)は、その多くが幼少期から存在し、私たちが生涯を通じてこのパターンを発達させ維持してきた、在り方のパターンに影響を及ぼしてきました。 たとえば、幼少期に母親から受け継いだ「自分には価値がない」というエネルギー的な根っこを引きずっていたかもしれません。この「自分には価値がない」という思い込みが、私たちを世界や自分自身との、ある特定の関わり方へと導いてきたかもしれません。おそらく、自分には成功する価値がないと思っているので、決して仕事で成功しようとしなかったり、最終的に拒絶されることを恐れて、親密な関係から遠ざかったり。 このようなパターンは、あまりにも無意識のうちに、まるで代替手段がないかのように生きていることがあります。

プロファウンド・ヒーリングの後、私たちは、本当の自分かどうかという幅広い認識に基づいて、新しい、健康的なパターンを創造できる可能性があります。 この創造は、完全に私たち次第のものです。 根っこがなくなっても、同じ古いパターンで生き続けることを選ぶかもしれません。 あるいは、自己認識と意識的な選択を実践することによって、まったく新しい人生のあり方を創造するかもしれません。


認識・気づき

本当の自分に気づき、どのようなパターンを演じているかの両方を認識することで、新たな選択と行動の可能性が開けます。 習慣に従った自動的な反応から、意識的に本当の自分に沿った統合した行動をとることができるようになります。

気づき・認識することは罪悪感をもつことではありません。どんな実践練習でも、認識することの意図は、意識的に生きる力をつけることにあり、過去にあったことを裁いたり責めたりすることではないのです。 それは、現在の思考、感情、行動、動機、エネルギーを常に目撃する絶え間ない実践練習なのです。愛と思いやりをもって自分自身を正直に見つめ、ご自分の最高の可能性を表現することにコミットする(約束する、誓う)よう招かれているのです。

今度、自分が緊張している、動揺している、いらだっているなどに気づいたら、自分の中で何が起きているのか、ちょっと意識してみましょう。 自分の緊張は何に反応しているのだろう? 自分は何を感じているのだろう? 自分は何を考えているのだろう? 自分はこの状況でどのような姿を見せているのだろう? と。それから、一呼吸おいて、自分の体験していることを自分自身と区別してみます。 自分がどのように感じ、考えているかを認識できて、本当の自分ではない状態がわかったら、これは単に、この瞬間の体験なのだ、とわかりましょう。

私たちが、肉体、精神、感情を超えた存在であることへの気づき・認識を培うことで、私たちは自分が何者であるか、本当の自分の真実に目覚め始めます。 自分がこれまで想像していた以上の存在であることを感じ、新たな拡大する感覚を体験し始めるかもしれません。 この拡大した認識・気づきこそが、私たちの進化の鍵なのです。


認識する、受け容れる、迎え入れ歓迎する


「抵抗するものは持続する」という諺を聞いたことがあるかもしれません。 つまり、私たちが押しやるものは、実は私たちの体験の中に現れ続けるものなのです。認識して、受け容れ、迎え入れ歓迎する練習は、私たちのパターンを変容させ、人生体験の主導権を握るための効果的な方法です。

何か課題として意識に上がってきたり、シフトしたいことが浮かんだりしたら、いつでもこのシンプルなステップに従ってください。 解放を感じるまで、必要なだけこの実践練習を繰り返してください。


1. 自分にとって何が起こっているのかを認める

感じたくないことに対する私たちの最初の反応は、多くの場合、その感覚に抵抗したり、その感覚から自分を麻痺させようとしたりしますが、そうすることは自分のエネルギー・フィールドを弱めています。自分の体験を認めること、あるいは責任をもつことは、自分を強くします。認めなければという思考、感情、または体験をひとつだけ選ぶことから始めてください。それに向き合い、感じて、名前をつけてみます。これは自分自身に言い聞かせるのと同じくらい簡単なことなのです。
はい、そうです、私は苛立っている、引き金を引かれた気分だ(トリガーされた気がする)、怒り、防衛、罪悪感などを感じている、など。

2. 自分が感じていること 考えていることを受け容れる

受け容れることは、今あるものと向き合うことから始まります。 あなたの考えや感情や体験を無視したり、拒否したり、否定したり、批判したりするのではなく、深呼吸をして、その感情や思考とともにただいてください。 それは良いことでも悪いことでもなく、ただあるがままなのです。ただ、単にそれがあるだけ、です。何であれ、自分の中にそれが存在することを受け容れて、ただゆだねて、ありのままでいます。

3. 体験していることは何であれ歓迎し迎え入れる

そこにあるものが何であれ、表面に上がってくるのにゆだねましょう。そしてハートに迎え容れ歓迎します。このジェスチャーをすることで、自分自身への愛と思いやりをもって、自分の体験を完全に抱きしめます。 ゆっくり深く呼吸しましょう。この体験のエネルギーを、あなたのハートが歓迎していることを想像したり、知覚したりしながら、ゆっくりと深く呼吸してください。このエネルギーに付随する感情や思考が何であろうと、それをすべてハートに歓迎し続けながら、ただあるがままにしてください。


返す(ギブ・バック)、取り戻す(テイク・バック)

返す、取り戻すとは、エネルギーをあるべき場所に戻すプロセスです。エネルギーを置き忘れる原因となった根っこは取り除かれました。しかし、私たちの行動パターンにはまだ注意を払わなければならないことが残っています。プロファウンド・ヒーリングの後、私たちのパターンをシフトさせる鍵は、根っこを取り除くために行ったワークと同じものです。エネルギー的に、私たちのものでないものを返し、私たちのものを取り戻すのです。

返す:
自分のものではないエネルギー、ふるまい、心配事、などを引き受けてしまっていることに気づいたら、それを「返す」練習をしましょう。目の前にいる人を想像し、あなたがその人に返したい特定のエネルギーを、内心で、あるいは声に出して宣言してください。
例えば;「ボブさん、私はあなたの不安を返します。」

取り戻す:
本来自分のものあるである力、注意力、資質を手放していることを自覚した時、「取り戻す」練習をします。 目の前にいる、自分がエネルギーをあげてしまった人を想像します。その人と自分自身に、何を取り戻すのかを宣言してください。
例えば;「お母さん、私は自分の自発性を取り戻します。」

実践練習:
・想像力を働かせて、その人と、その人のエネルギーを目の前に持ってくる。
・返す、取り戻す、をしている自分をイメージするか、大きく声に出して、身振り手振りを使って、返したり、取戻したり、をする。
・このプロセスが完了したと感じたら、数分間じっと動かないで、自分のエネルギーを認識します。 自分の中で何が変化したかを観察します。


エネルギーとの関係を終わらせる

神聖な存在である私たちはとてもパワフルなので、どんな時でもエネルギーを自分に呼び寄せて、エネルギーが自分に尽くすようにさせることができます。 たとえば心配というエネルギーが、自分に尽くしていたかもしれません。子どもの頃、心配することで、まずそれを理解すれば自分は制御できると思うようになっていたかもしれません。 そうすることで、物事が手に負えないときでも前進し続けることができたのかもしれません。 人に喜ばれることをしたりご機嫌をとることで、注目を浴びたり、叩かれずに済んだかもしれません。 人生のこの時点では、それはもはや私たちの役には立っておらず、もう必要なくなったので、私たちはそのエネルギーを、もとの居場所・根源に送り返す力を持っています。

実践練習:
・想像力を働かせて、そのエネルギーを自分に引き寄せます。
・エネルギーを認め、話しかけ、そのエネルギーが最初、どのように自分に尽くしてくれていたかに感謝します。
・エネルギーに感謝し、こう言いましょう。
「今日、私はあなたとの関係を、終わらせます。あなたを根源にお返しします。」
・あなたの命令に従い、エネルギーはもとの居場所に帰ります。(あなたがその慣れ親しんだ習慣にいつまでもしがみつかない限りは!)


瞑想

瞑想とは、内側に目を向け、身体、マインド、感情を超えた自分自身を思い出すよう、マインドを鍛え直す修行です。五感や、あらゆる活動から離れ、私たちの自然な状態である静寂、平和、喜びを体験するための時間です。この実践練習は、感情とマインドに安定と強さをもたらし、どんな変容の道を歩むためにも、確かな土台となります。

瞑想を始める最も簡単な方法は、静寂にいることと意識的な呼吸です。一日のうちたとえ5分でもいいので、理想的には朝に、目を閉じてじっと座り、沈黙にいます。何を考えても、何を感じても、ただその体験をそのまま、あるがままにして、ただ静寂の中で休息し続けてください。意識して深い呼吸をすることで、マインドと感情が落ち着き、ただ自分自身といる、向き合うことで安らぎが生まれます。


サイマーのウェブサイトhttps://www.sai-maa.com (英語のみ) やあなたの成長をサポートしてくれるコミュニティのメンバーやグループとつながることをお勧めいたます。

また、私たちのウェブサイト https://www.awakenedlife.jp で、その他のプログラムも是非ご覧ください。

皆さまからのお声をお待ちしております。

心からの深い感謝をこめて
あなたのプロファウンド・ヒーリング・ファシリテーター
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